行きたくない病院に、一人で行かなければならない時・・・

健康運動指導士・介護予防運動指導員
地域に介護予防のためのスモールグループを作る
フィットネスインストラクター・パーソナルトレーナー
2017年9月、甲状腺乳頭癌(こうじょうせんにゅうとうがん)のため、手術を受けました。がんの告知から、入院、手術、その後のリハビリや検査について、経験したことを書いています。同じ病気と闘う方の、少しでもお役に立てたらと思います。
病院に、行きたくない。
でも行かなきゃならない。
一年前の私が、そうでした。
健康診断の結果がよくなくて、紹介状をもらって病院に行く、という状況。
2017年7月13日(木)、甲状腺の専門医がいる病院へ受診すると決めました。
決めたけど、行きたくない。
でもね、絶対ね、行っといた方が良い!!
だよね。仕方ない。行くしかないよね。病院。
という、
けっして前向きではない気持ちで行く、病院。
(T_T) ・・・。 どしよ。 全く、気持ちが上がらない!!!
何とか自分を楽しくするように、自分を励ましながら、過ごしました。
その日のコトを、細かく思い出すことができるので、記録しようと思います。
一人で病院に行こうとしている方に、一人じゃないよ。と言いたいです。
人は、一人だけど、一人じゃない。
と、思うのです。
もくじ
はじめての病院で、診察に時間がかかるのは当たり前
■2017年7月13日(木)
6:00 起床
6:50頃、病院へ向かうため家を出ました。
普段、夜型の生活をしていた私は、早起きに、めちゃくちゃ気合いが必要でした。
もう、眠りながら、家を出て、歩いている感じがしたほどです。
交通手段は、電車とバス。
バスに乗るのは、とても久し振りでした。
道がどれくらい混むのかわからなかったので、なるべく早く行くことにしました。
8:00 病院に着きました。
8:20 初診受付開始。余裕を持って着くことが出来て、一安心。
一般外来のスタートが、8:30~
それなのに、8時ですでに、
病院の前には並ぶ人で、列が作られている状態でした。
8:20になると、初診の人が先に呼ばれて、病院の中に入りはじめました。
私も後ろの方から並んで、前に進んで行きました。
私もその内の一人なのに、冷静に感じてる自分がいました。
はじめて病院にかかる私の場合、
診察券を作って受付をするために、色々と手続きがありました。
やっと診療科を案内される頃には
9:00を過ぎていました。
時間がかかると思っていたので、読みかけの本を持って行きました。
10:00頃 診察
大きな病院に受診することのメリット
診察に呼ばれて、初めて主治医の先生と会った瞬間は
正直、あまり良い感じではありませんでした。
なぜなら・・・。
2016年の健康診断で、異常があったのに、今までほっておいたことについて
最初にはっきりと、確認されたからです。
えっと。 ・・・。 佐藤さんは、2016年? 健康診断での結果では 何も治療されなかったんですね??
はい。。。
・・・。 そうですか。。 わかりました。 はい。 では、みてみましょうか。
はっきりと、1年間ほっておいたことを確認されました。(T_T)
先生の間が、怖い!!
はい。ごめんなさい。
両肩に手を置かれて、首のあたりを触りながら、丁寧に診察してくださいました。
そして、すぐに、
これから検査をしてきて頂いてもよろしいでしょうか?? 血液とか、エコーとか。 また検査結果が出てあとに、診察になります。
病院は時間がかかるんです。
何故なら、先生しか、検査のオーダーが出来ないからです。
診察に、1時間待ったのに、ほとんどなんにも話さないまま、検査???
そりゃそうです。
先生は、私の人柄をみるのではなく、からだをみることのプロ。
現在のからだの情報が必要なんですよね。
一日、予定を空けてきて良かった。
血液や尿、エコー検査をしたりしながら、
思いました。
もしも、「検査結果は別の日です、また来て下さい」って言われたら、大変でした。
11:30 検査結果が出た後、診察に呼ばれたとき、先生の表情は厳しかったです。
今日の午後は、お時間ありますか?
あいています。
した方がよいと思うのです。 時間は、大丈夫ですかね??
先生の眉間にシワが寄っていたから、
私も同じような厳しい表情に、なっていたのだと思います。
しばらく、沈黙しました。
詳しく。。?
更に詳しく。。検査??
何か、良くないことが起こっているんだな・・・。
何だろう・・・。とにかく先生の顔が怖いし。
私の気持ちがわかったのか、
安心させるような口調で、話しをしてくださいました。
病院にはご飯を食べる場所などもありますから、 ゆっくり過ごしてください。 今日は少し長くなってしまいますが、 また病院に来て頂くよりは、 今日検査してしまった方が良いかなとおもうんです。 大丈夫ですか?
はい。大丈夫です。 ご飯食べて来ます!
と、いうことで、診察室を後にしました。
ご飯を食べて、落ち着こう。
待ち時間が長い病院内での過ごし方
病院には、休憩スペースがいろんなところに、たくさんありました。
くつろぎのソファーや、カフェ、ご飯を食べられるエリア、などなど。
まずはお腹が空いたので、病院の6階にあるレストランに行きました。
平日なのに、たくさんの人が来ていて、満員でした。
名前を書いて待つ事にしましたが、すぐに呼ばれました。
確か、食べたのは、ざるそばだったと思います。
写真を撮れば良かったです。
もっともっと美味しそうでしたし、美味しかったです!
レストランは明るくて、前面が大きな窓になっていました。
6階はながめが良くて、遠くの方の山が見えて、落ち着く風景でした。
レストランにいる、ほかのお客さんを見ながら、家族のことをおもいました。
最近会えてないな。
父、母、弟、妹、そして、祖父。
元気かなぁ。
会いたいなぁ。
その後はソファのある場所で、時間になるまで過ごしました。
もっと、なんていうか、素敵なソファでした。
靴もぬいでくつろぐという・・・。
一瞬、何をしに、どこにいるのかわからなくなるくらい、くつろぎました。
甲状腺の検査、穿刺吸引細胞診
ベッドに仰向けになって、首に針を刺して行う検査。
それが、穿刺吸引細胞診の検査です。
14:00 検査の時間になったので、診察室の隣にある処置室に行きました。
時間になったら、ベルを鳴らして、看護師さんを呼んでください。
言われたようにして待ちました。
すぐに扉が開いて、中からしっかりしてて優しそうな看護師さんが出てきて
先生の待つ場所に案内されました。
先生から、検査の方法を説明。
何度も、「なるべく力を抜いて頂きたいんですね。」
と繰り返し言われました。
力が入る理由。。。
わかる気がします。
15:20 無事に検査が終わって帰る時の写真。
これ、一般の人が見たら、ビックリする感じの首回り・・・。
暑い夏の日。このまま、帰りました。
先生に、かなり心配されました。
そのまま、帰りますか?
まとめ
はじめてかかる病院は、時間がかかるのが当たり前です。
時間をうまく使えるように、準備をしていきましょう。
病院に一人で行くことは、大人になると当たり前になることが多いですね。
でも、本当は、不安だし、大切な人が一緒に来てくれると、安心なんですよね。
いやいや、そんな甘えたこと言えない。
そもそも、甘える人なんていない。
色んな状況があるかと思いますが、
私はブログを通して、一人じゃないよ。と言いたいです。
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