健康運動指導士/フィットネスインストラクター

卵巣捻転 救急車で夜間救急外来へ運ばれ、病名がわかるまで

アバター
WRITER
 
救急車から病名まで
この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
さとりえ(佐藤梨絵)
健康運動指導士・介護予防運動指導員
地域に介護予防のためのスモールグループを作る
フィットネスインストラクター・パーソナルトレーナー


2017年9月、甲状腺乳頭癌(こうじょうせんにゅうとうがん)のため、手術を受けました。がんの告知から、入院、手術、その後のリハビリや検査について、経験したことを書いています。同じ病気と闘う方の、少しでもお役に立てたらと思います。
詳しいプロフィールはこちら

こんにちは。

さとりえです。

2019年2月19日(火)

本日も、病院のベットの上でブログを書いています。

 

やっと!!全粥の食事が終わりました!!

お昼ご飯は「おうどん」

夜は「ご飯」でした。

美味しかったです!

何故入院しているの?という方はこちらの記事からお読みください。

夜中急な腹痛…卵巣捻転の疑いで緊急入院・手術を受けました

ということで。

本日は、救急車で夜間救急外来へ運ばれ

病名を言い渡されるまでの話を、書いていこうと思います。

 

同じように、一人暮らしで急に救急車を

呼ぶ事態になった時に

また大切な人がそのような状況になった時

頭の片隅に、この記事を思い出して頂けたらと思い

書きました。

長い記事になりましたが、良かったら読んでみてください。

 

救急車が、救急病院へ向かうまでの間

私の場合、救急隊の方が駆けつけて下さった時には

一人で立ち上がれない状態でした。

 

「◯◯救急病院へは連絡しています。」

と伝えると、救急隊の方も病院へ電話をかけて確認して下さいました。

 

しかし、病院とのやり取りの中で

 

両親との

 

連絡がついているか?

 

という質問があったらしく、

 

救急隊から聞かれました。

 

連絡はしていなかったので首を振ると

 

そのことを病院に伝えてから

 

「病院からなのですが、

ご両親に連絡がつくまで

 

救急車を

 

向かわせないでくれ

 

と言われてしまいました。」

 

 

衝撃的な言葉が聞こえて来ました。

 

 

(そうなんだ。

救急車に乗ったら安心

じゃないんだ。)

 

 

私から家族への電話は出来る状態になくて

救急隊の方がかけて下さいました。

 

救急隊員の方;

「もしもしー。

こんばんは。

夜分遅くに申し訳ありません。

さとりえさんのお母様ですか?

 

あ。はい。

私、◯◯の△△救急隊

◾️◾️と申します。

 

現在、さとりえさんから

救急車の要請

頂いて来たのですが。

 

え?・・・。

はい。そうです。

 

◯◯にお住いの

さとりえさんの

携帯電話から

かけさせて頂いております。

 

急な腹痛で現在

電話がですね、出来ない状況でして

 

はい。

ご自分で、救急車を。はい。

 

私がかけさせて

頂いているのですが、、、、

 

はい。

そうなんです。

急な腹痛とのことでして、

 

ちなみにお母様

こちらに来ることは

出来ますでしょうか…?

 

あ。そうですよね。はい。

 

そうしましたらまた

 

病院から連絡が入ると思います。

 

しばらく電話を受けられる状態に

 

しておいて頂けますでしょうか?

 

はい。これから、救急病院へ向かいますので。

 

はい。・・・・はい。わかりました。失礼いたしますー。」

 

 

 

痛みに耐えながら、救急隊の方の声は

はっきりと聞こえていました。

 

 

涙が、出て来そうでした。

 

 

(ごめんね。お母さん。

お父さん。

心配ばかりかけて。

 

深夜、今何時だろう。

こんな時間に。

眠っていたよね。。

 

私からの電話に出てみたら

救急隊からの電話だなんて

驚くよね。

心配だよね。

 

こちらに来ること…??

救急隊員さん、

そんな事聞かないで。

 

こんな時間に来れるわけないよ。

遠いもん。

 

本当にごめんね。

そんなこと聞かれたら

行けない事を責めるよね。

眠れなくなるよね。。。

 

 

でも

電話に出てくれてありがとう。

 

 

おかげで救急車が

救急病院に向かって

 

出発することが出来るよ。)

 

 

恐ろしく混んでいた夜間救急外来

救急車から救急病院の

処置室に運ばれた私は

更なる腹痛に苦しみました。

 

全く痛みが良くならない中

救急外来の様々な会話を

聞きながら必死に耐えました。

 

痛みで目を開けていることが

出来なかったのですが

 

目を閉じていて

激しい痛みの中でも、耳からは

とてもはっきり

様々な音が聞こえてきていました。

 

 

なので

恐ろしく混んでいるということは

とても良く伝わってきました。

 

 

カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ

 

「今日はなんて日だ

 

「まだ来る?」

 

どうして

こういう日に限って

◯◯がいないんだよ」

 

「まぁまぁ。仕方ないだろ」

 

ピーポーピーポーピーポー

 

「回る??!」

 

「いえ。回らないと思います!」

 

ドンドンドンドン

 

ッドは?」

 

「◯◯から持って来て!」

 

「◯◯さんの検査は?」

 

ピーッピーッピーッピーッ

 

誰かこっち、一人来れる?!」

 

「◯◯行きます!」

 

「ありがと!」

 

「ここ持って、押さえて!

 

ピピッピピッピピ

 

「1・2・3で移動するから」

 

「検査空いてるか確認して」

 

ルルルールルルールルルー

 

CTとレントゲンで良いですか?」

 

ジーッジーッジーッジージーッジーッジーッバイタルは?ジージーッジーッジーッジー

 

「OK」

 

「エコーと心電図、先やって!」

 

「助かる。じゃお願い!」

 

パタパタパタパタパタパタ

 

◯◯先生は?

 

「さっき向こうに歩いて行きました!」

 

ゴン!

 

「え?大丈夫?」

 

「荷物!一緒に持って行って!」

 

「戻ったらこっちのベッドね。」

 

「もう一台?・・・。わかった!」

 

・・・・・・・・・・・・。

 

 

みたいな。

 

 

痛みの対処法2つ

どのような体勢でいても、良くならなかった腹痛。

 

ベットの上でも七転八倒・・・

 

私がとっさに行った対処法は、2つ。

呼吸法と圧迫法

 

 

呼吸法

速い呼吸を継続していると

過呼吸になってしまい、更に辛くなってしまいます。

 

なるべく大きな呼吸を繰り返す。

ゆっくりと呼吸する。

 

それって・・・

はい。深呼吸です。

 

わかってる。

深呼吸をすれば楽になるって

そんなことはわかってる。

 

でも、どうやって

やれば良いのか

わからないくらい、痛いんです。

 

うまく呼吸するために行った事

→体勢を変える

→顔の向きを変える

→変えるタイミングで呼吸を変える

→片手だけでも良いので、腕の位置を横か前に変える

 

※うずくまっている状態だと、深呼吸が難しくなります。

勇気を持って、体勢を変えられますように。

手伝ってもらっても良いので、チャレンジしてみてください。

 

私はそのチャレンジを繰り返すことで

ほんの少しですが

楽に呼吸することが出来るようになりました。

 

 

圧迫法

あまりに腹痛が激しく

どのような体勢になっても治らなかったので

その痛みを分散させる作戦に出ました。

 

脳を騙すための、圧迫です。

 

場所は脚の付け根、腰、脇腹、あたりを押しました。

 

痛みがある時

意識もその場所に集中し

より痛みを感じやすくなります。

 

痛みを分散させる事で

少しでも楽な呼吸が出来ますように。

気持ちが落ち着きますように。

 

 

若者言葉が腹痛を一瞬忘れさせてくれた事

 

CT、血液、エコー、心電図

色々やりましたが

なかなか腹痛の原因が見つかりませんでした。

 

そんな中

夜間救急担当の先生が言いました。

 

ワンチャン婦人科あるかも」

 

 

!?

 

 

「ワンチャン!?

 

って言った・・・。

 

使うんだ。ここでも??

 

フィットネス業界は若者が多いので

若者言葉に触れる機会が多いです。

 

しかし、業界以外で聞くと

かなり違和感があり、衝撃的でした。

 

一瞬時が止まった。

 

痛みも??静まった??

 

 

・・・。

いやダメだ。

まだお腹は痛い。

 

それにしても

耳から聞こえる情報ってすごい。

 

ワンチャン婦人科・・・

 

ワンチャン婦人科・・・

 

 

痛みを紛らわせるために

私は全力で

「ワンチャン婦人科」

を唱えていました。

 

なんだっていい。

早く私の体に痛み止めをぶち込んでくれ。。。

 

 

「ワンチャン」

=「ワンチャンス」(ONE CHANCE)の略

『可能性は高くないけど成功するかもしれない』という

期待を込めた気持ちを表現する用語

最近では実現の可能性が低くない事にも

特にチャンスというわけでもない場面でも使われるようになっています。

 

病名がわかった瞬間の出来事

車椅子で婦人科に連れて来て頂き

診察。

 

 

痛みでモウロウとしていたので

ぐったりと、ひどい態度だったと思います。

 

 

診察が終わって車椅子に座ってからすぐに

 

「さとうさん。

今から入院。

で、明日手術だ。」

 

ハッキリとした女医さんの声が聞こえて来ました。

 

え?入院?あ。あした?手術だ?

 

 

びっくりしましたが

機敏に動けず

ゆっくり顔を持ち上げると。

 

 

「そう。手術。

これから入院。

 

これ、見て。

お腹の写真。

 

ここ、右の卵巣が

こんなに大きくなってる。

 

左の倍以上あるね。

形からして、腫れてる。

そして捻れて、痛いんだと思う。

 

これは、痛いね。

うん。痛いよこれは。

 

だから入院。

手術は、明日の朝になる。

いい?大丈夫?」

 

「(んーと聞こえてはいるし理解はしているけど決して入院に同意したいわけじゃないんですでも人としてお返事します)はい。

 

 

女医さん;

「はい。入院決定。

 

看護師さーん。

◯◯病棟の◯◯室で。

 

入院手続きの資料は全て

病棟上がってから書いてもらって。

 

明日でも

っていうか、今日だね。

 

朝でも良いから。

書いてもらって。

 

点滴の処方と痛み止め出すから。

 

 

で、佐藤さん

ご両親へ電話。

出来る?」

 

一気に喋る人だなぁ・・・。

またゆっくり顔を上げると

 

 

女医さん;

「電話、出来る?

出来ない?

 

ご両親に電話。

さっきしたって聞いたけど?

 

入院前にしてもらいたいんだ。

 

仲悪いとかじゃないでしょ?」

 

ちょっと待って

早口すぎる…

 

するから。

今、電話するから。

 

 

って、そこで

電話をかけた先の母は

めちゃくちゃ心配して

電話を待ってくれていました。

 

はは
もしもし??どうした???どうしたの???
さとりえ
ごめんね。こんな夜遅くに。ごめんね。
はは
どうしたの。良いんだよ。大丈夫。どうしたの??
さとりえ
入院になる。明日手術だって。卵巣が腫れて捻れてるみたい。
はは
ええ!!卵巣!?ああぁ。あれは痛いんだよね。痛いね。大丈夫?明日、手術ね。わかった。行くからね。
さとりえ
ええ!?来れるの?
はは
何言ってるの!!行くに決まってるでしょ!!すぐに行けなくてごめんね。また明日ね。
さとりえ
…ありがとう

 

 

側で、女医さんが聞いていて

電話が終わったら母の顔になっていました。

何となく。そう感じました。

 

 

女医さん;「何だって?お母さん」

私;「来てくれるそうです」

 

女医さん;「そっか。良かった!じゃ!また病棟で!」

私;ガッツポーズのみ。。。

 

はい。

また病棟で。会いましょう。

どうぞよろしくお願いします。

 

ワンチャン・・・。

あったって事だったのか・・・。

 

早めに勘を働かせ

婦人科に指示を出して下さった

ワンチャン先生

(名前も顔もわかりませんが)

ありがとうございました。

 

病棟に上がってもまだ痛みは引かず

七転八倒していると

女医さんが来て言いました。

 

「手術するまで

痛みは続く。

 

何とか痛み止めが

効くと良いんだけどね。」

 

 

と。

 

 

その瞬間、私は、

 

気絶しよう。

 

と思いました。

 

これ、こんな?

痛みが、手術終わるまで?続くの…

 

もう、痛みが治らないなら、気絶するしかない。

 

 

・・・・。

 

 

出来ませんよね。気絶。

 

出来ません。

 

 

明け方、4時半くらいに、やっと

点滴に入れた痛み止め効いてきたのか

体の力が抜けて

 

眠ることができました。

お疲れ様でした。

 

まとめ

 

聞いていないようで

聞いているし、聞こえています。

 

今回のブログで伝えたいことは

聴覚って、すごい。

 

ということです。

 

のたうち回る

七転八倒する痛みの中でも

はっきりと、聞こえて来ていました。

 

救急隊員さんの

救急外来、当直医の

女医さんの

 

そのほか、様々な声や、

 

周りの方からはきっと

今、何を言っても

聞こえていないんだろうな

ちゃんと聞けないんだろうな

と思われていたかと思います。

 

それほど、痛がっていました。

 

相手がどんなに大変な状況であっても

周りの声など、聞こえないだろうと思わず

近くに行って、耳元で

愛のある言葉をかけてあげて下さい。

 

 

反応があっても、なくても

聞こえていると信じて

伝え続けてみて下さい。

 

 

それは、出来れば

普段から。

 

私も心がけていこうと思います。

 

 

◆◆◆おまけの話◆◆◆

小さな頃。

まだ小学生にもなっていなかった頃

両親の仕事が忙しく

よく、人の家に預けられていました。

 

そんなある日、

私は高熱を出してしまいました。

 

息も苦しく、食べる事も出来ず

布団に寝かせてもらって

ただ迎えを待っていました。

 

困ったそのお家のお母様が

私の母に

「りえちゃん

とても苦しそうだから

早く迎えに来てもらえる?」

 

と電話している声を聞きました。

私は必死に

 

「大丈夫!

ぜんぜん大丈夫!

お母さんはお仕事が忙しいから

来れないの!

お迎え早くは来れないの。」

 

と泣いて訴えたことを思い出しました。

 

 

こんな時に…

こんな時だからこそ?

 

小さな自分を思い出します。

 

早く良くなって

家族を安心させたいと思います。

 

年齢は関係なく

急な病気って、不安です。

 

元気な時に、備えておくこと。

万が一の時には、慌てず、焦らず判断し

速やかに行動しましょう。

 

長くなりました。

今日も読んでくださり、ありがとうございます。

 

さとりえってどんな人?気になる方はこちらからどうぞ!

健康運動指導士/地域で介護予防の活動を広げるさとりえのプロフィール

この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
さとりえ(佐藤梨絵)
健康運動指導士・介護予防運動指導員
地域に介護予防のためのスモールグループを作る
フィットネスインストラクター・パーソナルトレーナー


2017年9月、甲状腺乳頭癌(こうじょうせんにゅうとうがん)のため、手術を受けました。がんの告知から、入院、手術、その後のリハビリや検査について、経験したことを書いています。同じ病気と闘う方の、少しでもお役に立てたらと思います。
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© さとりえのブログ , 2019 All Rights Reserved.