健康運動指導士/フィットネスインストラクター

甲状腺と甲状腺がんについてよくわかる冊子を頂きました

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さとりえ(佐藤梨絵)
健康運動指導士・介護予防運動指導員
地域に介護予防のためのスモールグループを作る
フィットネスインストラクター・パーソナルトレーナー


2017年9月、甲状腺乳頭癌(こうじょうせんにゅうとうがん)のため、手術を受けました。がんの告知から、入院、手術、その後のリハビリや検査について、経験したことを書いています。同じ病気と闘う方の、少しでもお役に立てたらと思います。
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音声で聴けるようにしました。

 

がんの告知を受けたとき

甲状腺と甲状腺がんについてよくわかる冊子を先生から頂きました。

先生に病気をブログに書くことを相談した際、

「病院から渡した資料などは、自由に使ってください」

と言っていただいたので、冊子の内容をそのままご紹介します。

甲状腺と甲状腺がんについての冊子

 

冊子を発行しているサイトのリンクも貼っておきます。

甲状腺がんがよくわかる 甲状腺がん.jp

参考にしていただければと思います。

 

甲状腺こうじょうせんとは

甲状腺こうじょうせんは、のどぼとけのすぐ下にある、重さ10~20g程度の小さな臓器ぞうきで、「甲状腺こうじょうせんホルモン」というホルモンをつくっています。

ちょうど、ちょうが、羽を広げたような形をしていますが、正常であれば、外からはわかりません。

しかし、甲状腺こうじょうせんの病気でれて大きくなると、注意深く観察したときに、のどぼとけの下あたりが少しふくらんでいるのがわかり、触るとしこりを感じるようになります。

 

甲状腺の場所

 

甲状腺こうじょうせんホルモンとは

 

甲状腺こうじょうせんでつくられる「甲状腺こうじょうせんホルモン」は、主にからだの新陳代謝しんちんたいしゃ調整ちょうせいする重要じゅうようなホルモンです。

甲状腺こうじょうせんホルモンの量が多すぎると、新陳代謝しんちんたいしゃ活発かっぱつになりすぎて、食欲しょくよくが出てよく食べるのに体重が減り、全身に汗をかくようになります。

また、興奮こうふんして活発かっぱつになりますが、疲れやすく、一日中、心臓しんぞうがドキドキしているように感じたりします。

 

甲状腺ホルモンとは

反対はんたいに、甲状腺こうじょうせんホルモンの量が少なすぎると新陳代謝しんちんたいしゃ低下ていかするため、しょう皮膚ひふ乾燥かんそうし、食欲しょくよくが出ないのに体重たいじゅうが増えるようになります。

また、だるくて無気力むきりょくになったり、いつも眠気ねむけを感じるようになります。

 

甲状腺ホルモンとは2

 

甲状腺こうじょうせんホルモン量の調節

甲状腺こうじょうせんホルモンがつくられるためには、のう視床下部ししょうかぶというところから甲状腺刺激こうじょうせんしげきホルモン放出ほうしゅつホルモン(TRH)が出てくる必要があります。

TRHは脳下垂体のうかすいたいというところではたらいていて、甲状腺刺激こうじょうせんしげきホルモン放出ほうしゅつさせます。

TRHが甲状腺こうじょうせんにはたらくことで、甲状腺こうじょうせんホルモンがつくりだされます。

 

甲状腺ホルモン量

甲状腺ホルモン量資料

甲状腺こうじょうせんホルモンの量は、多くても少なくてもよくありません

そのため、血液中けつえきちゅう甲状腺こうじょうせんホルモンの量が少ないとTRHやTSHがたくさん出てきて、その結果、甲状腺こうじょうせんホルモンもたくさんつくられます。

しかし血液中けつえきちゅう甲状腺こうじょうせんホルモンの量が増えてくると、この情報が視床下部ししょうかぶ脳下垂体のうかすいたいに伝わり、TRHやTSHの放出ほうしゅつがおさえられ、結果的に甲状腺こうじょうせんホルモンのつくられる量もおさえられます。

 

甲状腺こうじょうせんがんとは

甲状腺こうじょうせんれる病気は、いくつかありますが、そのなかでも、ほかの臓器ぞうき転移てんいする性質せいしつを持つものを「甲状腺こうじょうせんがん」といいます。

甲状腺こうじょうせんがんでは、通常つうじょうしこり(結節けっせつ以外いがい症状しょうじょうはほとんどありません。

しかししこりが大きくなってくると、のどの違和感いわかんいたみ、みこみにくさ、近くを通る神経しんけい圧迫あっぱくすることによる声のかすれ(嗄声させい)などの症状しょうじょうがみられることもあります。

甲状腺こうじょうせんがんにはいくつかの種類しゅるいがあり、しこりの大きくなる速さや、転移てんいの起こりやすさなどがことなります。

 

甲状腺がんとは(場所)

 

甲状腺こうじょうせんがんの種類

甲状腺こじょうせんにできるがんには、大きく分けて「乳頭にゅうとうがん」「濾胞ろほうがん」「髄様ずいようがん」「未分化みぶんかがん」「悪性あくせいリンパしゅ」の5種類しゅるいがあります。

それぞれにことなる特徴とくちょうを持っているため、治療法ちりょうほうことなります。

乳頭にゅうとうがん」

甲状腺こうじょうせんがんの中でもっとも多いがんで、甲状腺こうじょうせんがんの約85%をめます。

ほかのがんにくらべ40~50代の比較的若ひかくてきわかい女性に多く、非常ひじょうにゆっくり進みます。

リンパせつへの転移てんいがみられることが多いのですが、手術しゅじゅつによってリンパせつふくめた甲状腺こうじょうせんがんの切除せつじょを行えば、生命いのちにかかわることはまれです。

一般的いっぱんてき高齢者こうれいしゃほど予後よごが悪い傾向けいこうがあります。

※このブログでは、「乳頭にゅうとうがん」のみ書かせていただきます。

他の種類については、専門のサイトを確認してみてください

 ⇒甲状腺がんがよくわかる 甲状腺がん.jp

甲状腺こじょうせんがんの検査

甲状腺こうじょうせんがんの診察しんさつ基本きほんは、医師いしゆびさわって診断しんだんする触診しょくしんです。

健康診断けんこうしんだんやほかの病気びょうき診察しんさつを受けたときに、甲状腺こじょうせんれがみつかることも少なくありません。

ただし、触診しょくしんだけでは判断はんだんできないことが多いため、血液検査けつえきけんさ超音波ちょうおんぱ(エコー)検査けんさ穿刺吸引細胞診せんしきゅういんさいぼうしんほそはり甲状腺細胞こうじょうせんさいぼうい取り、調しらべる方法ほうほう)を行ってくわしく調しらべる必要ひつようがあります。

がんであった場合ばあいには、よりくわしく調しらべるために、シンチグラフィー検査けんさやCT検査けんさ必要ひつようおうじてMRI検査けんさなどを行います。

 

甲状腺がんの検査

 

甲状腺こじょうせんがんの治療

甲状腺こうじょうせんがんの治療ちりょうには、手術しゅじゅつ外科的治療げかてきちりょう)、放射線治療ほうしゃせんちりょう薬物療法やくぶつりょうほう(ホルモン療法りょうほうこうがん剤治療ざいちりょう)などがあります。

どの治療ちりょうを行うかは、甲状腺こうじょうせんがんの種類しゅるい進行しんこう度合どあい(病期びょうき)、患者かんじゃさんの状態じょうたいによってえらびますが、多くの場合ばあい手術しゅじゅつ基本きほんとなります。

甲状腺こうじょうせんをどの程度ていどのぞくかは、がんの種類しゅるいやがんの大きさなどによってことなります。

 

甲状腺がんの治療

 

 

アブレーション

甲状腺こうじょうせんをすべて摘出てきしゅつする手術しゅじゅつをうけた患者かんじゃさんは、がんの再発さいはつ転移てんい危険性きけんせいを少なくするために、放射性ほうしゃせいヨウ放射線ほうしゃせんを出すヨウ)を内服ないふくして、のこった甲状腺こうじょうせん組織そしき破壊はかいする”アブレーション”を行うことがあります。

甲状腺こうじょうせん甲状腺こうじょうせんホルモンを作るためにヨウを取り込む性質せいしつを持っていることを利用した方法で、甲状腺こうじょうせんがんに特有とくゆう治療法ちりょうほうです。

 

アブレーション

 

定期的な検査

治療ちりょうが終わったあとも、定期的ていきてき通院つういんして体調たいちょうやがんの再発さいはつ転移てんいがないかどうかの確認かくにんを行います。

甲状腺こうじょうせんがんの多くは生命いのちにかかわることは少ないんですが、10~20年たってから再発さいはつしたり、転移てんいすることもあるので、長期間ちょうきかんにわたって定期的ていきてき検査けんさを行う必要があります。手術しゅじゅつをしたあとの1~2年間は3ヶ月ごと、2~3年間は半年ごとに通院つういんするのが一般的いっぱんてきです。

甲状腺こうじょうせんをすべて摘出てきしゅつした患者かんじゃさんは、甲状腺こうじょうせんホルモンを服用ふくようする必要があるため、そのくすり処方時期しょほうじきにあわせてた通院つういんになります。

通院

 

まとめ

甲状腺についての冊子1

難しい漢字がたくさんあって、よくわからないですよね。

わからないことは、病院の先生に聞きましょう。

自分のからだに何が起こっているのか、

治療で何が起こるのかを知り、不安を少なくしていきましょう。

 

私はこのブログで、あなたを応援します。

 

良かったら次の記事も読んでみて下さい。

〉〉〉2016年に受けた健康診断の結果と気になっていた喉のふくらみ

 

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